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アラフィフおやじの九州一周弾丸一人旅~! 屋久島と温泉・グルメ紀行 

どぉも~がんじぃです! 今年もゴールデンウィークは海外出張でつぶれてしまいました。。 その分の代休をいただきまして、昨年の四国一周に続き、今回は九州一周にチャレンジしてきました! 初めて訪れる場所も多く、観光や食事を満喫してきたので、皆さんにシェアしたいと思います。

0日目:大阪からフェリーで九州へ

九州一周の交通手段は愛車で回ることにしました。これまで北海道、四国を愛車のアテンザで一周してきましたが、九州もやはりアテンザで回りたいと思いました。しかし、車で九州まで行くと一周する前に疲れてしまうので、フェリーを利用することにしました。

まずは大阪から名門大洋フェリーに乗り込み、ゆったりとした船旅を楽しみながら新門司港に到着。フェリーは一度、北海道一周の際に敦賀から函館に行く際に利用して、便利さを実感していました。特に日の入りをお風呂で楽しむのは最高~。広いデッキで海風に吹かれながら夕陽を眺める時間は、まさに癒しのひとときです。船内の食事も美味しく、快適な旅のスタートとなりました。

初日:新門司~呼子~長崎

新門司港に到着後、まずは下関に住む娘と合流~ 久しぶりに会う娘とのお茶タイムは短かったけど、心が温まりました。やっぱり家族との時間は大切ですね。

その後、最初の目的地、佐賀県呼子のイカを目指して出発。ガイドブックにも載っている有名な「呼子萬坊」に到着しましたが、なんと1時間待ち!でも、待った甲斐がありました。新鮮なイカ料理は本当に美味しく、その透明感と甘みが忘れられません! 少し値段は張りますが、その価値は十分にあります。

次の目的地は長崎。長崎といえば稲佐山の夜景が有名ですよね。今回はその夜景を拝むために稲佐山の温泉に宿泊しました。到着後、少し時間があったのでガイドブックを見ながら計画を立て、まずは大浦天主堂を訪れました。この歴史ある建物は非常に美しく、ステンドグラスが印象的で心が洗われるような気持ちになりました。

その後、いよいよ稲佐山へ。夕暮れ前から山頂でゆっくりと時間を過ごしました。日が沈むのを眺めながら2時間ほどぼーっとしていると、徐々に夜景が輝き始め、たくさんの人が集まってきました。この景色を見ていると、以前に北海道一周旅行で訪れた函館を思い出しました。これで神戸、函館、長崎の三大夜景を制覇です! 息を呑むような美しい夜景に、旅の疲れも吹き飛びました。

2日目:長崎~熊本

初日は長崎の夜景を楽しみましたが、2日目は長崎から熊本へと向かいました。

旅の直前にガイドブックを見ていたら、軍艦島ツアーが目に留まりました。名前は聞いたことがあり、世界遺産でもあるので、世界遺産好きの私としては見逃せません。旅のメインである縄文杉ツアーと、この軍艦島ツアーだけは事前に予約しておきました。軍艦島ツアーは最後の1人の枠にぎりぎり滑り込みで予約が取れました~!

軍艦島ツアー: 軍艦島コンシェルジュ

軍艦島は勝手に隠れキリシタン関連だと思っていましたが、実は昔の炭鉱の町だったのですね。しかし、行ってみて大正解~! 当時は世界で一番栄えていた町らしいですが、閉山して50年、そのなれの果てを見ることができました。栄枯盛衰を実感しました。

ツアーの後は、長崎名物のちゃんぽんを堪能。これも楽しみの一つです。グルメツアーでもあるこの旅、食べる楽しみも満喫しています。

次の目的地は熊本。できるだけ大きく一周したいので、最短距離ではなく島原から天草に渡るフェリーを利用しました。フェリーの旅は景色も楽しめるので、移動時間も充実しています。天草四郎の歴史に思いを馳せながら、短い時間でしたが船旅を楽しみました。

熊本に到着したら、まずは赤牛と辛子蓮根が食べたかったので、その2つがあるお店を探して入店。どちらも本当に美味しく、熊本の食文化を存分に味わいました。特に赤牛のステーキは柔らかく、肉の旨味がたまりませんでした。

これで2日目も終了。九州の魅力はまだまだ続きます。

3日目:熊本~鹿児島~屋久島

この旅のメインは明日の縄文杉ツアー! それに参加するためには、本日中に屋久島に到着しなくてはなりません。一番遅く行ける手段が午後4時のトッピーという鹿児島から屋久島に行く高速船、こちらの予約に向けて出発です!

昨日熊本に着いたのは夜の7時頃でした。熊本城は見逃せない観光スポットなので、シェアサイクルを借りて周辺探索~ 熊本城に到着すると、そこには加藤清正公の神社がありました。あっ、御朱印帳を車に忘れた!急いで車に戻って御朱印帳を取り、再度訪問してきっちり御朱印をゲットしました。

次の目的地は鹿児島です。お昼に友人と食事の約束をしていたので、早めに出発。途中、桜島の美しい景色が見えました。鹿児島に到着し、友人と再会。黒豚のランチをいただき、久しぶりに会う友人との時間を楽しみました。黒豚の柔らかさと風味が絶品で、大満足のランチでした。

鹿児島観光よりも屋久島での時間を充実させたいと思い、一本前の高速船に乗り込みました。一本前の船は到着する港が違うらしいので、急遽屋久島のレンタカー会社に電話。幸運にも原付を2000円で借りられることに。 これも一人旅の醍醐味ですよね~

屋久島ではせっかくなので白谷雲水峡へ向かいました。バイクを返す時間が限られていたので、30分だけ急ぎ足でハイキング。苔むす森と澄んだ水の流れ、そして古木たちが作り出す風景に、自然の力を感じました。短時間ながらも充実した時間を過ごしました。

その後、宿に到着。少し疲れていたので軽く腹ごしらえに近くの居酒屋へ。隣の席の人と話が盛り上がり、地元の人との交流も楽しむことができました。屋久島の焼酎を飲みながら、地元の方々から島の魅力やおすすめスポットを教えてもらい、心温まるひとときでした。

4日目:縄文杉ツアー

この日は旅のメインイベント、縄文杉ツアーに参加しました。あまり予習せずに挑んだのですが、10時間以上歩くと聞いて少し不安でした。

ツアーは朝5時に集合。ツアーのマイクロバスが迎えに来てくれて、登山口まで行くバスのバス停まで向かいました。そこから別のバスに乗り換えて登山口へ移動。いよいよ出発です。ツアーは私を含めて6名とガイドさんで、他のツアー客は全員女性だったので少し安心しました。

最初の8キロは平坦なトロッコの線路を歩きますが、これだけでも結構大変です。その後の3キロは山登りになります。平坦な道とはいえ、8キロ歩くのはかなりの運動量です。登山口から出発して、森に囲まれながら歩き続け、ついに最終目的地の縄文杉に到着しました。

縄文杉はその存在感が圧倒的で、ここまで来てよかったと心から思いました。しかし、来た道を11キロ戻らなくてはならず、帰り道は特に辛かったです。行きは目的地へのワクワク感がありましたが、帰りは疲労が蓄積して大変でした。何とか登山口まで戻り、宿に戻って軽くシャワーを浴びて一息つきました。

屋久島の自然と遊ぶエコツアーネイティブビジョン

夜はこの辺りで有名なレストランで食事。トビウオのから揚げと鳥刺しをいただきました。特に鳥刺しが最高で、疲れた体に染み渡る美味しさでした。メインイベントも無事に終わり、大満足の一日でした。

メインイベントが無事終了~ 旅もいよいよ佳境に!

5日目:屋久島~種子島~鹿児島~飫肥~日南~湯布院

メインイベントも終わり、本日の宿泊地、湯布院に向けてひたすらドライブです~ この旅のプチメインであるサンメッセ日南のモアイ像が見たいので、このルートを選択

モアイ像のあるサンメッセ日南をGoogle Mapで検索したところ、な、な、なんと本日は休館日~ ( ノД`)シクシク… それでも外から見えないかと試みましたが、結局見れませんでした。

道中、お昼ご飯をどうしようかと考えていると、近くに「飫肥(おび)」という場所があることを知りました。飫肥には飫肥城があるらしいので、そこに行くことにしました。宮崎ではぜひチキン南蛮を食べたかったので、近くの高評価の店を探してみました。貸し切り状態でしたが、幸運にも入れてもらい、本場のチキン南蛮を満喫しました。

その後、近くにある鵜戸神宮が有名だということで立ち寄りました。続いて青島神社を経由し、目的地の由布院へ向かいました。

由布院のホテルには夕食の予約が7時30分で、ぎりぎりの到着となりましたが、滑り込みセーフ! ホテルではゆっくりと食事と日本酒を楽しみました。温泉にも浸かり、優雅な時間を満喫しました。

最終日:湯布院~別府~新門司

いよいよ旅も最終日、帰りのフェリーは新門司港に夕方の6時に港に着けばよいので、1日ゆっくりと温泉を味わうことにしました。

昨日もホテルに着いたのが夜中だったので、今日は早朝から湯布院観光をスタートしました。

まずはレンタサイクルで湯布院の名所、金鱗湖へ。湖を一周歩き、その後は自転車で湯布院の町をざっと回りました。次にホテルの温泉で汗を流し、改めて徒歩で湯布院の観光&お土産スポットである湯の坪街道を探索。ここは外国人観光客が多く、賑やかでした。

ここで気づいたのですが、『ゆふいん』という漢字には、湯布院と由布院の2つがあるのですね、どちらも正解なようです。気になる方はぜひこれらの違いをググってみてください~

軽く歩いた後は次の目的地、別府へ移動。温泉ソムリエの資格を有する私としては、別府温泉はマストです。まずは観光案内所で湯けむり手帳をゲットし、最寄りの高等温泉へ。初めての別府温泉は時間がなかったので10分ほどの滞在でしたが、気持ち良かったです。

ランチは大分名物のとり天をいただくために、高評価の東洋軒へ。東洋軒さんのとり天は最高でした。近場の温泉を探していると、砂湯なるものを発見! 竹瓦温泉というようです。 早速足を運び、幸運にも(知らなかったのですが、常に予約でいっぱいのようです)1時間待ちで入れました。

その後は次の湯を求め、血の池温泉へ向かいましたが、ここは観光地で足湯しかありませんでした。せっかくなので足湯を楽しみ、九州一周の終着の地、新門司港へ向かいました。

こうして6日間の九州一周弾丸旅行が終わりました。いつものようにあちこち見て回りすぎて、結局ゆっくりする暇はありませんでしたが、ほとんど初めての九州の地をとても満喫できました。今回も忙しい旅でしたが、たくさんの思い出ができました。 次回はもっとゆっくりとのんびりと旅したいものです(それが定年になっての目標です!)

最後に

子供が大きくなり手を離れて、ある程度自分の時間とお金に余裕ができた今、ようやく自分のやりたいことが少しずつできています。私は海外出張も多く、海外30ヵ国超を訪れていますが、改めて日本の良さも実感しています。 海外もよいですが、まずは日本の地方の良さをもっと味わいたいと感じました。 目指せ47都道府県制覇~!

 

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